
多機能ハーフエプロン「HANNOREN.」のこだわり|DIYやガーデニング、暖簾(のれん)の技術を現代の暮らしへ。
「HANNOREN.(ハンノレン)」とは?伝統と現代が交差するワークエプロン
日本の風景の一部として、古くから親しまれてきた「暖簾(のれん)」。
その暖簾を仕立てる現場で培われてきた技術と生地をそのまま活かし、現代の暮らしにすっとなじむ一枚を目指して作られたのが『HANNOREN.(ハンノレン)』です。
暖簾を作る技術と生地をそのまま暮らしの道具へ
『HANNOREN.』は、暖簾を思わせるスリットが入った機能的なワークエプロンです。
実際に暖簾を制作する際に使用している生地や染色技術を用いているため、汚れや摩擦に非常に強いのが特徴です。ただの作業着としてだけでなく、仕事や作業に向かう気持ちが「ちょっとアガる」道具になることを目指して作られました。

「半暖簾」に込められた「整理して見せる」という役割
店舗の入り口にかかる暖簾の中でも、あえて丈の短いものを「半暖簾(はんのれん)」と呼びます。
空間を仕切りながらも、店の奥の様子をほのかに見せる役割を持っています。

『HANNOREN.』という名前には、この「見せる」というコンセプトが込められています。
エプロンに収納した道具を隠すのではなく、「整理して見せる」役割を持たせることで、“しまう”と“使う”のちょうど間を意識したデザインに仕上がっています。使うたびに手が迷わず、道具が在るべき場所に美しく収まります。
開発のきっかけと譲れなかった「こだわり」
あえて短い「半のれん」スタイルを選んだ理由
一般的な長いワークエプロンではなく、あえて短い「半のれん」のスタイルを採用したのは、前述の「店の中を敢えて見せる」という半暖簾の特性から着想を得たためです。
実用性に徹底してこだわりつつ、大きめのポケットを工夫して配置することで、道具を入れて動き回る姿そのものが「おしゃれに見える」ことを意識しました。機能性とデザイン性を高い次元で両立させることが、開発の大きなテーマでした。
実用性とおしゃれを両立する絶妙な丈とポケット配置
開発段階で最も苦労し、同時に絶対に譲れなかったポイントが「ポケットの配置と大きさ」、そして「絶妙な丈の長さ」です。
道具をしっかり収納でき、かつアクティブに動き回れること。その上で、エプロンとして衣服を汚れからカバーする役割も果たすこと。これらすべてが両立できる最適なバランスを追求し、現在のデザインにたどり着きました。
職人技が光る生地と染め
丈夫で軽く、和の風合いを感じる「十番天竺」
生地には「十番天竺(とうばんてんじく)」と呼ばれる、法被(はっぴ)や暖簾の定番素材を使用しています。
十番とは糸の太さの単位のこと。しっかりとした厚みとしなやかさを兼ね備えており、軽くて丈夫な絶妙なバランスを持っています。摩擦や洗濯にも強く、暮らしの中でのハードな作業に最適であると同時に、和の豊かな風合いも感じられる素材です。
あえて刷毛跡を残す。職人の手仕事を感じる「引き染め」の魅力
染色には、表も裏も染められる伝統的な「引き染め」という技法を用いています。昔ながらの印染め(しるしぞめ)は、家紋や文字をいかにきれいに浮き立たせるかを重要視するため、本来であれば刷毛(はけ)の跡は「捨てる部分」とされてきました。
しかし、『HANNOREN.』では、その刷毛跡を「職人の手作業の証(しるし)」として、あえて残すことにこだわっています。この刷毛跡を残す塩梅は非常に難しく、職人さんに丁寧な手仕事をお願いすることで実現した、唯一無二の表情です。

京都の情景を映すカラーと、機能美を追求したデザイン
ブランドカラーの「藍(AI)」と差し色の「黄檗(KIHADA)」
カラーバリエーションは、古くから日本の暮らしに親しまれてきた伝統色の中からセレクトされています。
- 藍(AI): kiten. kyotoのブランドカラーでもある、落ち着いた深みのある青色。法被や暖簾でも馴染み深い色合いです。
- 黄檗(KIHADA): 差し色となる、明るい黄緑色。奈良時代から存在し、布だけでなく紙の染料としても用いられてきた歴史ある色です。
単なる色ではなく、日本の情景や歴史のストーリーを感じられる展開となっています。
道具を収納して動き回れるスリットと機能的なポケット
デザイン面での最大の工夫は、スリットとポケットにあります。
暖簾のように入ったスリットは、立ったりしゃがんだりといった作業時の足さばきを快適にします。
また、多機能なポケットは、DIYの工具やガーデニングのハサミなど、用途に合わせた収納が可能。生地の丈夫さも相まって、どんな作業環境でも頼りになる仕様です。
暮らしの中でどう使う?「HANNOREN.」の活用シーン
DIY、ガーデニング、キャンプなど「手を動かす時間」にフィット
『HANNOREN.』は、主にDIY、ガーデニング、キャンプなど、屋外や趣味の場で「手を動かす時間」に寄り添うことを想定して作られました。丈夫な生地と動きやすいスリット、使い勝手の良いポケットが、あらゆる作業をサポートします。
イベント運営やファッションの一部としての新しい使い方
お客様からは、想定していた用途以外にも嬉しいお声をいただいています。
収納力の高さから「イベントの設営や運営で大活躍している」という声や、「ポケットのないスカートに合わせるなど、ファッションの一部として日常使いしている」という声も。デザイン性の高さが、ワークウェアの枠を越えた新しい使い方を生み出しています。
使うほどに育つ。経年変化とメンテナンスのコツ
使い込むことで柔らかく、優しい風合いへ
「十番天竺」の生地は、1年、3年と使い込み、洗濯を繰り返すことで、徐々に柔らかく育っていきます。
伝統的な引き染めによる色は簡単には退色しませんが、使い込む中でついた汚れも次第に「味」となり、全体的に優しい風合いへと変化していく過程もお楽しみいただけます。
長く美しく使い続けるためのお手入れ方法
堅牢性が高く、洗濯しても問題ない染色方法で製作していますが、長く愛用していただくためのちょっとしたコツがあります。
- 目立つ汚れがついた場合は、最初にその部分だけを優しく手洗いします。
- その後、洗濯機で全体を洗濯します。
- 干す際は、直射日光を避け、風通しの良い「日陰干し」をすることで、美しい色合いを長く保つことができます。
職人の手仕事と、現代の暮らしに寄り添う工夫が詰め込まれた『HANNOREN.』。
ぜひ、あなたの日々の手仕事や趣味の時間に、この特別な一枚を取り入れてみてください。